温浴施設のコストと手間を、水から見直す|館内すべての水を元栓1台で

温浴施設のコストと手間を、水から見直す|館内すべての水を元栓1台で
この記事の結論

温浴施設の費目のうち、ろ材・逆洗の水・配管洗浄・清掃の人手は、配管とろ過器と浴槽に付くものの量で動きます。費目を1つずつ削る前に、付き方そのものに手を入れる方法があります。

UFB DUAL® は元栓に1台で、大浴場・水風呂・シャワー・厨房まで、館内に入る水をすべて変えます。減水率は約5%で、湯の出方と使い心地はいまのままです。

お見積もりは無料です。製品代と工事代を分けてお示しし、お見積もり以上の金額はいただきません。

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本部から光熱費と人件費を下げるよう言われている支配人・運営責任者の方へ。月々の費目を押し上げているものと、給水の側からできることを、費用まで含めて整理しました。

目次

費目そのものではなく、費目を押し上げているものに手を入れます

コスト削減の話は、燃料の単価、水道の使用量、清掃の人件費と、費目ごとに進みがちです。ところが、そのうちいくつかは同じ原因でまとめて動いています。循環配管とろ過器と浴槽の面に、汚れと微生物が層になって付くことです。

付く量が増えれば、逆洗と配管洗浄の回数が増え、ろ材の傷みが早まり、洗い場の清掃に時間がかかります。付く量を抑えれば、これらを見直す材料がそろいます。給水の側から、その付き方に手を入れるのがこの記事の話です。

月々出ている費目を並べる(燃料・水道・薬品・ろ材・清掃の人手と委託費)

まず、費目ごとに何で動いているかを分けます。付着と関係のある費目と、関係の薄い費目が見分けられます。

費目 主に何で動くか 付着との関係
燃料 湯の量・加温の時間・給湯器の伝熱面 伝熱面にスケールが付くと熱が通りにくい
水道 換水・補給・逆洗・シャワー 逆洗と配管洗浄の水の量に効く
薬品 遊離残留塩素の濃度管理 濃度の管理は要領どおり続ける
ろ材 交換の周期 目詰まりが早いと周期が縮む
清掃の人手と委託費 洗い場・浴槽・鏡の作業時間 付くまでの日数で作業の量が変わる

その費目を押し上げているもの(循環配管とろ過器と浴槽の付着)

厚生労働省の「公衆浴場における衛生等管理要領」は、入浴者から持ち込まれた微生物が有機質を栄養にして、ろ過器や浴槽、配管の内壁に生物膜をつくると書いています。この膜は殺菌剤から中の微生物を守るため、浴槽水を消毒するだけでは取り除けない、とも書かれています。

生物膜、つまりバイオフィルムは、一度層になると塩素を消費し、ろ材を詰まらせ、洗浄のたびに作業を増やします。費目の裏には、この層がどれだけ速く育つかという共通の条件があります。

館内のどこの水が変わるのか

元栓は、館内に入るすべての水の入口です。そこで変えた水は、大浴場の補給にも、水風呂にも、洗い場のシャワーにも、厨房にも届きます。泡の直径は1マイクロメートル未満で、浮き上がらずに水と一緒に配管の先まで運ばれます。

場所 変わること
大浴場・貯め湯 湯あたりがやわらかく感じられる湯に。バイオフィルムの蓄積を抑え、衛生環境を整える
水風呂 張る水と補給の水が同じ水に
洗い場のシャワー・カラン シャワーヘッドを替えずに、すべての吐水口が同じ水に
厨房 食洗機とスチームコンベクションの内部にスケールが付きにくい
給排水配管 内側にバイオフィルムとスケールがたまりにくい

浴槽と洗い場のピンク汚れ

洗い場の目地や浴槽の縁に出るピンク色の汚れは、皮脂と石けんの残りを栄養にして、湯がかかり続ける面に膜として乗ります。清掃した翌日から薄く戻り、数日で色になります。

マイナスに帯電した微細な泡は、目地やタイルに乗ろうとする皮脂の汚れに寄り付いて、面との結びつきを弱めます。閉館後に床を流す水で離れやすくなるため、色が戻るまでの日数が延び、日々の清掃の時間と範囲を見直す材料になります。落とす作業そのものは続きます。

循環配管とろ過器

要領は、ろ過器を1週間に1回以上逆洗浄して汚れを出し、ろ過器と循環配管の生物膜を適切な方法で除去・消毒することを求めています。この作業は続けたうえで、次の逆洗までに付く量を抑える側に手を入れるのが、給水側からできることです。

逆洗の前後でろ過器の差圧を記録しておくと、差圧が上がるまでの日数が分かります。この日数が延びれば、逆洗の水、ろ材の交換周期、配管洗浄の間隔を見直す材料になります。

衛生管理と、いっしょに使う

レジオネラ属菌の対策で基本とされるのは、温床になるバイオフィルムを抑えることです。UFB DUAL® ができるのは、この抑制までです。殺菌と消毒は、これまでどおり塩素系の薬剤と専門の管理で行い、その上に重ねて使います。

設置する場所は館内に水が入る入口の元栓で、ろ過して回している浴槽の湯には手を触れません。1マイクロメートル未満の泡は、水しぶきになって舞うこともありません。気泡発生装置等の扱いは自治体の条例ごとに書きぶりが違うので、所轄の保健所で確かめ、抵触する地域ではご提案しません。

シャワーヘッドを1本ずつ替える方式との違い

ウルトラファインバブルを使う方法には、シャワーヘッドを替える方式もあります。どちらが合うかは、変えたい範囲で決まります。

観点 シャワーヘッド型(一般例) UFB DUAL®(元栓に1台)
対象範囲 付けた水栓だけ 大浴場・水風呂・シャワー・厨房まで館内すべて
盗難・破損・陳腐化 備品なので起こりうる 配管の中なので起きない
シャワーヘッド内の滞留水 生じうる 該当しない
取り付けと交換の手間 本数分 元栓の1か所
保証 製品による 計10年(メーカー2年+当社の延長8年)

費用と導入の流れ

費用は給水管の太さで決まります。大浴場を持つ規模の施設では40Aか50Aになることが多く、製品代は40Aが2,500,000円、50Aが3,500,000円(税抜。メーカー希望小売価格の設定がないオープン価格)で、工事費は150,000円程度です。25A以下なら、20Aが350,000円、25Aが600,000円です。

工事は3時間から半日、そのうち水が止まるのは1〜2時間です。受水槽のある建物なら、槽に貯まった水で館内の水は止まりません。電気代と消耗品はかからず、製品代と工事代を分けてお示しし、お見積もりで提出した以上の金額はいただきません。

相談内容の欄に、口径と受水槽の有無、浴槽の数を書いていただければ、館内のどこまでを1台でまかなえるかをお答えします。元栓まわりの写真や設備の図面は、お問い合わせのあと担当からお送りするメールに添付してご返信ください。

よくあるご質問

どの費目がいくら下がりますか

付着と関係のある費目が、見直しの対象になります。温浴施設ごとに水質と使い方が違うので、導入の前後でろ過器の差圧、逆洗と配管洗浄の間隔、清掃の作業時間を記録して比べる形をおすすめしています。

水圧や湯の出方は変わりますか

減水率は約5%です。シャワーの勢いも浴槽への補給も変わらないので、お客様の使い心地をそのままに導入できます。

塩素の管理は続ける必要がありますか

続けます。遊離残留塩素の濃度管理と水質検査は要領と条例のとおり行い、その上に重ねて使う設備です。

営業を止めずに工事できますか

受水槽のある建物なら、館内の水は止まりません。直結の建物は1〜2時間水が止まるので、開館前や休館日に合わせて組みます。

保証は何年ですか

計10年です。メーカーの2年に当社の延長8年を重ね、窓口は当社ひとつです。

アリージェンス合同会社 代表 沼倉孝秀

沼倉 孝秀(ぬまくら たかひで)

アリージェンス合同会社 CEO。UFB DUAL®・emiiR®(エミール)・α-HT® の正規一次販売店として、製品の選定から設置、設置後の窓口までを担当しています。

アリージェンス合同会社

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ご相談とお見積もりは無料です。製品代と工事代を分けてお示しし、お見積もり以上の金額はいただきません。

送信後、24時間以内に一次回答いたします。

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