歯科の治療水を管理する装置に、10年でいくら続くのか

歯科の治療水を管理する装置に、10年でいくら続くのか

この記事の結論

10年で続く費用は、装置ごとに消耗品(フィルター・電極・薬液など)、点検、電気代の年額を聞き、10倍して買うときの金額に足すと出せます。ユニットごとに付ける装置は、年額にチェアの台数を掛けてから比べます。

元栓に付ける UFB DUAL® は消耗品も電源もないので続く費用は0円で、10年の合計は本体と工事費だけの25Aで65〜68万円、20Aで40〜43万円(税抜)です。

治療水を管理する装置を検討していて、買ったあとに毎年いくらかかるのかを知りたい歯科クリニックの院長先生に向けて、10年で足す計算の形をまとめました。

目次

治療水の管理には、いくつかの方式がある

ユニットの水に向けた装置は、呼び名はさまざまでも、していることで3つに分かれます。水の遊離残留塩素を電気分解で補うもの、薬剤や薬液をラインに流すもの、汚れを物理的に剥がれやすく付きにくくするもの。方式の中身は別の記事で並べています。

費用の面で違いが出るのは、どの方式にも共通する次の問いです。消耗品はあるか、点検は誰がいくらでするか、ユニットの台数が増えたら装置も増えるか。この3つで、10年の合計が決まります。

方式ごとに、続けてかかるもの

続けてかかる費目は、方式によって入り方が違います。見積もりを取るときに、次の費目がそれぞれいくらか、年に何回かを聞いておきます。

費目 確かめること UFB DUAL®(元栓一体型)
消耗品 フィルター・電極・薬液などの品目、交換の間隔、1回の金額 なし
点検・保守 年に何回、誰が来て、1回いくらか 可動部がなく、定期の保守は要らない
電気代 装置の電源の有無 電源なし(水道の水圧だけで働く)
台数 ユニット1台に1台か、まとめて1台か 元栓に1台
保証 年数と、何が対象か 計10年(メーカー2年+筆頭正規特約店 株式会社ライヴスの延長8年)

10年で足すと、順番が変わることがある

買うときの金額が安い装置でも、続く費用が毎年あると、10年で足したときに順番が入れ替わることがあります。計算は単純です。10年の合計=買うときの金額(本体+工事)+ 続く費用の年額 × 10。

UFB DUAL® の25Aなら、本体600,000円と工事費5〜8万円で、10年の合計は65〜68万円(税抜)です。続く費用の年額が0円なので、10年目も最初の金額のまま。月にならすと約5,400〜5,700円になります。20Aなら10年の合計は40〜43万円です。

比べる相手の装置も、同じ式に年額を入れれば並べられます。年額がいくらを超えると10年の合計が逆転するかも、この式から出せます。ユニットごとに付ける装置なら、年額にチェアの台数を掛けてから10倍します。

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元栓一体型は、続く費用がどうなるか

UFB DUAL® は、水道の水圧だけで泡をつくる構造です。電源、動力、薬剤を使わず、可動部と消耗品がありません。そのため、フィルターや電極の発注、交換の作業、在庫の置き場所、点検の立ち会いといった、費用に付いてくる事務もありません。

元栓に1台付ければ、チェアを増やしても装置は増えません。減水率は約5%で、タービンの水量も朝の通水の量もいまのままなので、使い方を変えるための手間もかかりません。

装置が増えないということは、点検の予定を組む相手も増えないということです。院内の設備の一覧に、保守の予定を管理しなければならない設備が1つ加わることもありません。

保証はどこまでか

保証は計10年です。メーカー保証の2年に、株式会社ライヴスの延長保証8年を合わせたもので、10年のあいだの窓口は当社ひとつです。本体の不具合か工事の不具合かを切り分ける手間を、お客様の側に残しません。

10年で比べるなら、保証の年数も10年にそろえて見るのが筋です。相手の装置の保証が何年で、何が対象かを聞いておくと、10年目の費用の見通しまで並べられます。

何を聞けば、その場で比べられるか

装置の説明を受けるときに、次の5つを聞けば、その場で10年の合計を出せます。

答えが見積書に書いてある項目は、その場で該当する行を指してもらいます。その場で答えが出ない項目は、10年の計算に入れられないまま残る項目です。

  • 本体と工事を合わせて、いくらか
  • 消耗品は何で、何か月ごとに、1回いくらか
  • 点検は年に何回で、1回いくらか
  • ユニットが増えたら、装置も増えるか
  • 保証は何年で、本体と工事のどちらが対象か

よくあるご質問

UFB DUAL® にランニングコストはかかりますか

かかりません。消耗品も電源もなく、水道の水圧だけで働く構造です。

10年でいくらになりますか

25Aなら本体600,000円と工事費5〜8万円で、10年の合計は65〜68万円(税抜)です。20Aなら40〜43万円で、どちらも10年目まで増えません。

ユニットごとに付ける装置と、どう比べればよいですか

買うときの金額に、続く費用の年額を10倍して足した額で比べます。ユニットの台数が増えたときに装置も増えるかどうかも、式に入れておきます。

いま使っている装置と一緒に使えますか

はい、いまの装置を外して切り替えることも、そのまま残して併せて使うこともできます。併せて使う場合は、ユニットと装置のメーカーの指示を確かめたうえで決めます。

保証は何年ですか

計10年です。メーカー保証2年と株式会社ライヴスの延長保証8年を合わせたもので、窓口は当社ひとつです。

月あたりにするといくらですか

25Aの10年の合計65〜68万円を120か月で割ると、約5,400〜5,700円です。20Aなら約3,300〜3,600円になります。

アリージェンス合同会社 代表 沼倉孝秀

沼倉 孝秀(ぬまくら たかひで)

アリージェンス合同会社 CEO。UFB DUAL®・emiiR®(エミール)・α-HT® の正規一次販売店として、製品の選定から設置、設置後の窓口までを担当しています。

アリージェンス合同会社

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