この記事の結論
賃貸物件の第一印象は、検索サイトの一覧で開いてもらえるかと、内見の現地で住む理由が見つかるかの2回で決まります。
一覧では写真や家賃はすぐには変えにくいので、設備欄の1行と備考に、台所・洗面・浴室・洗濯機と水の出る場所を並べて書きます。
内見では、水回り3か所をきれいにしたうえで、案内する担当者さまに「何が違うのか」「入居者の負担は増えるのか」の答えを紙1枚で預けておきます。
募集を出しても問い合わせが伸びないオーナーさま向けに、第一印象が決まる2つの場面を分け、それぞれで何を用意するかを整理しました。
第一印象が決まる場面は、2回に分かれています
部屋を探す人の動きを追うと、判断の場面は2回あります。1回目は検索サイトの一覧で、写真1枚と条件の行を見て、開くかどうかを数秒で決めます。2回目は内見で、玄関から水回りまでを歩きながら、ここに住むかを決めます。
この2回は役目がまったく違います。1回目の仕事は候補に残ることだけで、決めさせる必要はありません。2回目の仕事は、決める理由を1つ残すことです。
募集の材料をひとまとめに考えると、どちらかが空になります。一覧向けの言葉を現地で読み上げても伝わらず、内見で伝わる体験は一覧の文字では再現できません。場面ごとに分けて用意します。
1回目:一覧で候補に残るための1行
一覧の画面で開いてもらえる要素は、写真、家賃、間取り、駅からの時間、そして設備欄です。前の4つは建てた時点でほぼ決まっていて、あとから変えられるのは設備欄だけです。
設備欄は、検索の絞り込み条件に項目があるものと、無いものに分かれます。項目があるものは他の建物も同じ表示で並ぶため、そこでは差が付きません。項目が無い設備は絞り込みでは呼ばれない代わりに、開いたページで最後まで読まれます。
水の設備は後者に入ります。設備の名前だけを置くと、読む人は自分の毎日のどこが違うのかを思い描けません。台所と洗面、浴室、洗濯機と、水の出る場所を並べたほうが生活の絵になります。
- 一覧の役目は、開いてもらうことだけ
- 絞り込み条件に項目が無い設備は、開いたページで読まれる
- 設備の名前ではなく、水が出る場所を並べて書く
くわしいご案内内見での水回りの印象|評価を左右する清潔感を保つ
2回目:内見で決める理由になる場所
内見で立ち止まる場所は決まっています。玄関、台所、浴室と洗面、そしてベランダです。このうち水の出る場所が3か所あり、案内する人が使える材料を置けるのはそこです。
現地では、言葉より案内の順番が伝わり方を左右します。浴室を開けて、洗面で手を洗ってもらい、そのあとで建物の水の話をすると、聞いた話が手の感覚とつながります。先に設備の説明をすると、確かめる先がないまま言葉だけが残ります。
案内する人が、その場で答えられるようにしておく
内見に立つのは管理会社さまの担当で、オーナーさまが同席しない場合がほとんどです。現地で聞かれることは「何が違うのか」「住む側の負担が増えるのか」の2つに集まるので、この2つだけを紙1枚にして預けておきます。
答えの中身は決まっています。建物の元栓直下にUFB DUAL®を設置していて、台所から洗濯までの水がウルトラファインバブルを含んだ水になり、排水口のぬめりが付きにくいこと、入居者さまの手続きも費用の負担も増えないことです。その場で答えが出るかどうかで、印象の残り方が変わります。
同じ設備を、2つの場面で言い換えます
場面ごとに、読む人の状態と置く材料、そして変化があったかどうかの確かめ方が変わります。
| 場面 | 読む人の状態 | 置く材料 | 確かめ方 |
|---|---|---|---|
| 検索サイトの一覧 | 数秒で開くかを決める | 設備欄の1行と、備考の対象範囲 | 掲載してからの反響数を、前の募集と比べる |
| 物件のページ | 候補を絞る | 水回りの写真と、水が出る場所を並べた説明文 | ページから来る問い合わせの数 |
| 内見の現地 | 決める理由を探す | 確かめられる水回り3か所と、紙1枚の答え | 案内した件数に対する申し込みの割合 |
募集が1か月早く決まると、いくらになるか
第一印象に手を入れる価値は、募集期間の長さで測れます。空いている部屋は家賃が入らないので、決まるまでの月数がそのまま金額です。
20戸・家賃80,000円の建物に20Aを1台置く場合、総額は430,000円です。1年のうち2回の募集がそれぞれ1か月早く決まれば年160,000円になり、3年ほどで支出に見合います。戸数と家賃はご自身の数字に置き換えてください。
| 置く条件 | 数字 |
|---|---|
| 戸数 | 20戸 |
| 家賃 | 80,000円 |
| 口径と総額(税抜) | 20A・430,000円 |
| 1年に早く決まる募集 | 2回・それぞれ1か月 |
| 1年あたりの差 | 160,000円 |
| 支出に見合うまで | 3年ほど |
よくあるご質問
内見の前に用意しておくものはありますか
水回り3か所の清掃と、案内する担当者さまへ預ける紙1枚です。紙には、建物の元栓直下にUFB DUAL®を設置していること、入居者さまの手続きと費用の負担が増えないことを書いておきます。現地で聞かれることはこの2つにほぼ収まります。
募集図面のどこに書けばよいですか
設備欄の末尾に設置している事実を短く置き、備考に水が出る場所を並べます。検索の絞り込み条件に項目が無い設備なので、条件で絞られる場所ではなく、開いたページで読まれる位置に置くほうが伝わります。
全戸にシャワーヘッドを配るのと比べてどうですか
配る形は各戸に1つずつ要り、退去のたびに有無を確かめることになります。元栓型1台なら、戸数が増えても台数は1台のままで、紛失も持ち去りもありません。対象も部屋のすべての水になります。
費用はいくらですか
20A の総額は400,000〜430,000円です(税抜)。内訳は本体350,000円と、工事費50,000〜80,000円です。メーカー希望小売価格は498,000円で、差額は148,000円になります。
工事のあいだ、内見はできますか
できます。作業する場所は水道メーターの周りだけで、各戸への立ち入りはありません。断水は1〜2時間で、配管を切ってつなぎ込むとき、接着剤が固まるまで水を通せないためです。受水槽のある建物では各戸は断水しないので、その時間帯の内見も行えます。
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