この記事の結論
UFB DUAL® は工場全体の元栓だけでなく、茹で釜の系統、洗浄用の系統、野菜の加工場というように、工程やエリアを限って取り付けられます。範囲を絞るとその系統の給水管の太さに合わせて口径が小さくなり、25Aなら本体600,000円(メーカー希望小売価格850,000円)、工事費50,000〜80,000円が目安です(税抜)。
まず1つの系統で取り付け前後の記録を取り、効果を自社の数字で確かめてから範囲を広げられるので、最初の投資を小さく抑えられます。取り付けで止まる水も、その系統の先だけです。
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工場全体に入れる前に、まず1つの工程で確かめたいとお考えの工場長・設備のご担当者さま向けに、範囲を限って入れるときに変わるものと、順番の決め方をまとめました。
全体に入れるか、工程だけに入れるか
元栓に入れると、工場に入ってくる水がすべて変わります。茹で、洗浄、洗い場、手洗い、トイレまで、どの蛇口からも同じ水が出るので、工程ごとに分けて考える必要がありません。
工程に限る場合は、その工程へ水を送っている給水管の途中に取り付けます。変わるのはその系統の先の蛇口だけで、ほかの工程の水はいまのままです。どちらを選ぶかは、確かめたいことがはっきりしているかどうかで決まります。茹で湯の入れ替え回数を見たいなら茹で釜の系統、清掃の時間を見たいなら洗浄の系統から、というように、見たい数字の出る場所に合わせます。
稟議の面でも違いが出ます。元栓の40A・50Aは総額が2,650,000円程度からになりますが、系統を絞れば数十万円の単位から始められます。最初の投資で自社の記録を作り、その記録を次の判断の材料にする、という順番を取りやすくなります。
工程を限定すると変わるもの
範囲を絞ると、次の3つが変わります。どれも、先に系統の図面か配管の写真で確かめられます。
口径
口径は、取り付ける給水管の太さで決まります。元栓なら40Aや50Aになることが多い工場でも、茹で釜1系統の給水管は25Aや20Aのことがあります。業種や工程の名前ではなく、実際の管の太さで選びます。
金額
口径が小さくなるほど、本体価格と工事費が下がります。次の表は、系統の給水管の太さごとの金額です。
工事の範囲
取り付ける場所が工場の中の配管になるため、水道メーターまわりを掘る作業がない場合もあります。止まる水も、その系統の先だけになります。
| 系統の給水管 | 当社販売価格(税抜) | メーカー希望小売価格 | 工事費(税抜・目安) |
|---|---|---|---|
| 25A | 600,000円 | 850,000円 | 50,000〜80,000円 |
| 40A | 2,500,000円 | オープン価格 | 150,000円程度 |
| 50A | 3,500,000円 | オープン価格 | 150,000円程度 |
税抜。
くわしいご案内40A・50Aの本体価格と工事費|工程を限定して入れる場合の費用
どの工程から入れるのがよいか
最初の1系統には、変化が早く記録に現れ、しかも金額に直しやすい工程が向いています。食品工場で当てはまりやすいのは、次の3つです。
- 茹で釜:湯の濁りと入れ替えまでの時間が、数日から記録に出る。入れ替え1回の原価で金額に直せる
- 洗浄の系統:すすぎの時間と清掃の時間が、清掃の記録にそのまま出る
- 野菜の加工場:変色で外している重さが、歩留まりの記録に出る
あとから範囲を広げる場合
1つの系統で記録がそろったら、範囲を広げるかを判断します。広げ方は、ほかの工程の系統にも同じように取り付けるか、元栓に口径の合うものを取り付けて工場全体にするかの2通りです。
どちらがよいかは、残りの工程の数と、配管の分かれ方で決まります。系統が多く、工場全体で使いたい場合は、元栓の1台にまとめたほうが総額を抑えやすくなります。先に入れた系統の扱いも含めて、配管の図面をもとにご提案します。
限定したときの確かめ方
限定して入れると、同じ工場の中に、取り付けた系統とそうでない系統が並びます。同じ期間、同じ品目で並べて比べられるので、季節や生産量の違いに左右されにくい比較ができます。
比べるときは、取り付け前に2週間の基準の記録を取り、変えるのは水だけにします。茹で釜なら濁度と入れ替えまでの時間、洗浄なら工程ごとの時刻と拭き取りの結果を残します。排水管の内側のように変化の遅い場所は、半年以上を区切りにして見ます。
取り付けで水が止まるのは、その系統だけの1〜2時間です。接着剤が固まるまで通水しないためで、ほかの工程は動かし続けられます。
よくあるご質問
茹で釜1台だけに入れられますか
その釜へ水を送っている給水管に取り付けられれば、入れられます。口径はその管の太さで決まり、25Aなら本体600,000円(メーカー希望小売価格850,000円・税抜)、工事費は50,000〜80,000円が目安です。
工程だけに入れると、効果は弱くなりますか
弱くなりません。取り付けた系統の先の水は、元栓に入れた場合と同じように変わります。変わる範囲がその系統に限られるだけです。確かめたい工程の水がきちんと変わるので、比べる目的にはかえって向いています。
あとから元栓に付け替えられますか
できます。元栓に口径の合うものを取り付けて、工場全体に広げられます。先に入れた系統の扱いも含めて、配管の図面をもとに進め方をご提案します。
小さく始めると稟議は通りやすくなりますか
通しやすくなります。金額が小さくなり、効果を自社の記録で示してから次の投資に進めるので、判断の材料をそろえやすくなります。稟議に載せる数字の組み立ては、稟議の記事にまとめています。
ほかの工程を止めずに工事できますか
止まるのは取り付ける系統の先だけで、時間は1〜2時間です。ほかの工程は動かし続けられるので、茹での立ち上げ前など、その系統を使わない時間帯に取り付けを終えられます。
系統ごとに何台も入れると、元栓1台より高くなりませんか
系統の数が多くなると、元栓の1台にまとめたほうが総額を抑えやすくなります。最初の1系統で確かめ、広げるときに元栓にまとめるか、系統ごとに足すかを、配管の図面と総額で比べて決めます。
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