この記事の結論
設備選びは、先進性・清潔さ・暮らしへの配慮・環境への配慮・見えない部分へのこだわり、の5つの印象として物件のイメージに表れます。伝わり方を決めるのは設備の数ではなく、なぜそれを選んだかを説明できるかどうかです。
印象を残すには、認証・特許・第三者評価・保証の年数のように書類で示せる裏づけを添え、募集では効き目ではなく、設備が対象にしている範囲を書きます。たとえば元栓に1台付けて全戸の水をウルトラファインバブル(直径1マイクロメートル未満の泡)を含む水にする設備なら、「全戸の水が対象で、入居者さまの操作は不要」と書けば、住んでからも説明と実感がずれません。
物件のイメージをどう作るかを考えているオーナーさま向けに、設備が伝える5つの印象と、それぞれを裏づける事実を整理しました。
印象は、設備の数ではなく選び方から伝わる
設備を並べるだけでは印象になりません。同じ一覧が近隣にも並んでいるからです。印象になるのは、なぜそれを選んだのかを説明できるときです。
説明できないものを足すと、逆の印象が残ります。使われていない設備、動いていない設備、説明書だけが残っている設備。内見で見つかると、管理の質の話にすり替わります。
設備が伝える5つの印象と、その裏づけ
印象は5つに分けて考えると扱いやすくなります。それぞれ、何が印象を作っているのかを対応させました。
| 印象 | この印象を作っているもの | 裏づけがないと、どう見えるか |
|---|---|---|
| 先進性 | まだ近隣に入っていない方式を選んでいること | 流行に乗っただけに見える |
| 清潔さ | 水回りの汚れが付きにくい状態を保つ仕組み | 掃除を入居者さまに任せているように見える |
| 暮らしへの配慮 | 入居者さまに操作も手入れも頼まない形 | 使い方の説明が要る設備は、押しつけに見える |
| 環境への配慮 | 電源も薬剤も消耗品も使わないこと | 掲げるだけになる |
| 見えない部分へのこだわり | 配管の内側という、内見で見えない場所を対象にしていること | 気づかれないまま終わる |
裏づけとして出せるもの
印象を言葉で足しても、裏づけがなければ残りません。この設備について、書類で示せるのは次のものです。
| 出せるもの | 内容 |
|---|---|
| 認証 | 日本水道協会(JWWA)の認証と JET マーク。給水装置としての認証は日本初 |
| 特許 | 特許第6182715号(デュアル構造ノズル) |
| 第三者評価 | 水利用設備環境衛生協会 推奨品 24-055 |
| 保証 | 計10年(メーカー保証2年と、筆頭正規特約店 株式会社ライヴスの延長保証8年) |
| 製造元 | 株式会社ウォーターデザイン。当社の仕入れ先は筆頭正規特約店の株式会社ライヴス |
| 金額 | 当社の金額とメーカー希望小売価格を並べたお見積もり |
もう少し詳しく:この一覧は、誰に見せるものか
この一覧は、仲介会社さまに説明するとき、また共同のオーナーさまに諮るときに使うものです。入居希望者には、設備が対象にしている範囲を1行で伝えれば足ります。
口で言った話は残りませんが、認証の名前と特許の番号は残ります。1枚にまとめて渡しておくと、説明する人が代わっても内容が揺れません。
くわしいご案内内見での水回りの印象|評価を左右する清潔感を保つ
印象を言葉にするときの決まり
書き方には線があります。体への働きをうたう言い方はしません。設備が何を対象にしているかを書くのが基本です。
- 効き目をうたわず、対象になる範囲を書く。建物のどこまでの水が対象かを書きます
- 入居者さまの手間について書く。操作も手入れも要らないことを1文で足します
- 数字は、そろっているものだけ書く。保証の年数と認証の名前です
- 近隣の物件を引き合いに出さない
うたわずに対象を書くほうが、あとが楽になる
入居後に「書いてあったことと違う」と言われる材料を作らずに済みます。対象の範囲は事実なので、住んでから確かめられても揺れません。
費用と、印象の持ち方
印象のために背伸びをすると続きません。金額を先に確かめてください。20A なら 350,000円に工事費 50,000円〜80,000円で、合計 400,000円〜430,000円です。税抜です。
口径ごとの本体は、引き込み管が25mmなら25A(600,000円)、40mmなら40A(2,500,000円)、50mmなら50A(3,500,000円)です。40A・50A の工事費は 150,000円程度です。
そのあと毎年かかるものはないので、印象を保つための費用が毎年出ていくことはありません。ここが、契約の続く形で入れた設備との違いです。
印象は、住んでから確かめられる形にしておく
募集で伝えた印象と、住んでからの実感がずれると、更新のときの判断に影響します。だから、伝える内容は住んでから確かめられるものだけにします。
対象の範囲は確かめられます。蛇口をひねって水が出る場所はすべて対象だという説明は、住んでから裏切られません。操作も手入れも要らないという説明も同じです。
体への働きは、住んでから確かめられる話ではありません。ここを書くと、入居後の問い合わせの相手が管理会社さまになってしまいます。書かないほうが、あとの手間が減ります。
設備以外で作る印象
建物の外観と共用部の清潔さは、設備では作れません。ここは清掃と修繕の話です。
対応の速さも設備では作れません。問い合わせに何日で返すかは、管理の体制で決まります。
立地も変わりません。設備で変えられるのは、入居者さまが毎日触れる場所の印象です。
よくあるご質問
募集図面には、どう書けばよいですか
設備欄に「全戸ウルトラファインバブル(元栓一体型)」のように、対象の範囲が分かる形で書きます。フリーコメントには、入居者さまの操作も手入れも要らないことを1文で足します。
内見で見せられますか
水の見た目は変わらないので、見せる形はありません。代わりに、認証と保証の内容を1枚にまとめて置いておくと、仲介会社さまが説明しやすくなります。
認証はどこの認証ですか
日本水道協会(JWWA)の認証と JET マークの両方です。ウルトラファインバブルを作る機器で、給水装置としての認証を取ったのは日本初です。
美容や健康を打ち出してよいですか
いいえ。体への働きは書かず、設備として何を対象にしているかを書きます。お湯の感じ方は人によって違うため、募集の文面に入れないほうが、入居後の説明と食い違いません。
製造元と仕入れ先を教えてください
製造元は株式会社ウォーターデザインです。当社は正規一次販売店で、仕入れ先は筆頭正規特約店の株式会社ライヴスです。保証の窓口は当社ひとつです。
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