「きれいな水」を打ち出す歯科医院|患者さんに伝わる取り組み

「きれいな水」を打ち出す歯科医院|患者さんに伝わる取り組み

この記事の結論

「きれいな水」を打ち出している医院の多くは、ユニットごとの治療水の装置、朝と患者さんごとの通水(フラッシング)、フィルターの定期交換、建物の給水設備のどれか、またはその組み合わせを使っています。ホームページでは、なぜ水が汚れるか、当院の対策、安心して通ってほしい、の順に説明しているものが多く見られます。

設備を選ぶ院長の目で読むと、その設備が院内のどこまでの水に届くか、交換する部品が続くかが書かれていないページが多く、自院のページではそこを書き足せます。

水をていねいに管理していることを患者さんに伝えたい院長先生に向けて、先に打ち出している医院のページを、設備を選ぶ側の目で読み替えました。

目次

専用のページを持っている医院がある

歯科のユニットの水や、休診日明けの水について検索すると、上位に並ぶのは歯科医院が自分のホームページに設けた説明のページです。水の管理だけで1ページを使い、なかには、水を主題にした名前のサイトを別に持っている医院もあります。

これは、水の管理を患者さんに伝える価値があると考えている医院が、実際に一定数あることを示しています。検索結果に装置のメーカーより医院のページが多く並ぶことからも、患者さんに向けた説明の需要がうかがえます。患者さんの側から見ると、同じ地域で医院を選ぶときに、比べる材料の一つとして目に入っています。

書いてある内容の共通点

こうしたページは、組み立てがよく似ています。最初に、ユニットの細いチューブの中で水が止まり、汚れが付きやすいことを説明します。次に、当院ではこういう装置や手順で対策していると書き、最後に、安心して通ってくださいと結びます。

表や数字はほとんど使われず、写真と短い文で構成されています。患者さんに向けた文章としては読みやすく、医院の姿勢も伝わる形です。

読み手は患者さんなので、装置の方式の違いや費用には触れないのがふつうです。設備を選ぶ院長の立場で読むと、ここが物足りなく感じるところですが、患者さん向けのページとしては理にかなった省き方です。

くわしいご案内院内の水で歯科医院を差別化する|患者さんに伝わる設備

使っている手立ての種類

ページで紹介されている手立ては、大きく次の4つに分けられます。1つの医院が複数を組み合わせていることもあります。

  • ユニットごとに付ける治療水の装置(電気分解で遊離残留塩素を補うものなど)
  • 朝と患者さんごとの通水(フラッシング)の手順
  • ユニットのフィルターと、その定期的な交換
  • 建物の元栓型の設備

患者さんに伝わっている部分

伝わっているのは、この医院が水を気にかけている、という姿勢です。水の話は、治療の技術や設備の新しさに比べて、患者さんが自分の体験に引き寄せて読みやすい話題でもあります。汚れの仕組みを図で見せ、対策の写真を載せているページは、専門の言葉を知らない患者さんにも意味が届きます。

とくに、休診日明けや朝いちばんの水に触れているページは、患者さんが漠然と気にしていることに答えています。実際に何をしているかが写真で示されているほど、説明は具体的に読まれます。

もう一つ伝わっているのは、手間をかけていることです。毎朝の通水やフィルターの交換を手順として紹介しているページからは、スタッフが日々手を動かしている様子が見えます。

書き足せる余地があるところ

設備を選ぶ側の目で読むと、書かれていないことがいくつかあります。その設備が院内のどこまでの水に届いているのか。うがいのコップや洗面の水も同じなのか。続けて交換する部品や点検があるのか。これらは患者さんにとっても、医院の管理の範囲を知る手がかりになります。

当社が扱う UFB DUAL® のように元栓型の設備なら、ユニット、うがいのコップ、洗面、器具の洗浄まで同じ水であることを、1枚の図で示せます。「患者様のうがいや歯磨きの水も、ウルトラファインバブル水になります。毎日の口腔ケアの水として、そのままお使いいただけます。」と一文で添えることもできます。第三者の試験を通った設備であることも、患者さんに伝わる事実として書けます。

よくあるご質問

きれいな水を売りにしている医院は、どんな装置を使っていますか

ユニットごとの治療水の装置、毎日の通水の手順、フィルターの交換、建物の元栓型の設備などです。複数を組み合わせている医院もあります。

自院のページに書くとき、何を足すとよいですか

設備が院内のどこまでの水に届いているかと、続けて交換する部品があるかどうかです。元栓型の設備なら、届く範囲を1枚の図で示せます。

ほかの医院の書き方を真似してもよいですか

組み立て方は参考になりますが、書く中身は自院で入れた設備と手順の事実にします。設備の働きは、設備が何をしているかの説明にとどめます。

元栓直下に付けると、うがいの水も変わりますか

はい。元栓より先の系統にあれば、うがいのコップや洗面の水も同じ水になります。減水率は約5%で、水の出方はいまのままです。

費用はいくらですか

本体は20Aが350,000円(メーカー希望小売価格498,000円)、25Aが600,000円(税抜)、工事費は50,000〜80,000円です。消耗品がないので、続く費用はありません。

水のページは、どのくらいの分量で作ればよいですか

短くて構いません。最初の3行で要点が伝わり、その下に院内の水の流れの図と設備の写真が続く形なら、患者さんが読み切れる長さで、医院の管理の範囲まで伝えられます。

アリージェンス合同会社 代表 沼倉孝秀

沼倉 孝秀(ぬまくら たかひで)

アリージェンス合同会社 CEO。UFB DUAL®・emiiR®(エミール)・α-HT® の正規一次販売店として、製品の選定から設置、設置後の窓口までを担当しています。

アリージェンス合同会社

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