この記事の結論
ホテルの水回りの口コミに書かれる指摘は、シャワーの水圧が弱い、水垢が残っている、においがする、ぬめる、の4つにまとまります。どれも返信の書き方では改善せず、設備や清掃で直す必要があります。
水垢・におい・ぬめりの3つは、水が触れる面に付く汚れから起きます。水道の元栓に UFB DUAL® を1台取り付けると、館内の水がウルトラファインバブルの水になり、汚れが面に付く力を弱めて落としやすくします。
減水率は約5%なので水圧はほぼ変わりません。水圧が弱い原因が給水の元の水圧や配管にある場合は、そちらを先に調べます。
水回りの口コミが気になっているホテル・旅館の方へ。よく書かれる4つの指摘を原因ごとに分けて、設備で対応できる範囲をまとめます。
口コミの指摘には、返信で印象が戻るものと、直さないと戻らないものがあります
口コミの運用について書かれているものは、ほとんどが返信の書き方と、投稿を集める仕組みの話です。どちらも大切ですが、返信で印象が戻る指摘と、戻らない指摘があります。
戻らないのは、設備の状態そのものを書かれたときです。水圧、水垢、におい、ぬめり。次に泊まった人が同じものを見れば、同じことが書かれます。衛生面と水回りのきれいさは、以前から評価に影響していましたが、より求められるようになっています。
書かれるのは4つです
口コミの文面を水回りだけで拾うと、言い方は違っても中身は4つに収まります。
- シャワーの水圧が弱い
- 水垢が残っている(鏡、蛇口の根元、浴槽のふち)
- においがする(排水、浴室)
- ぬめる(洗い場の床、排水の金具)
4つのうち3つは、水が触れる面で起きています
水垢は、水に溶けていた成分が乾いたあとに残ったものです。ぬめりは、水が触れている面にできる膜です。においは、その膜と、排水に溜まった有機物から出ます。3つとも、水が触れている面で起きています。
水圧だけは別で、給水の元圧、配管の内側、出口の器具の3か所に分かれます。ここは原因の切り分けが要るので、別の記事で扱います。
現場では気づきにくい理由
設備は少しずつ変わります。毎日見ている側は、変化の前後を比べられません。口コミの運用を扱う記事でも、シャワーの水圧はスタッフが気づきにくい問題の例として挙げられています。
水垢とぬめりも同じです。落ちている状態を知らないまま清掃を続けると、いまが基準になります。そのため、外から来たお客様のほうが変化に気づきます。
元栓に1台取り付けると、4つの指摘それぞれで何が変わるか
UFB DUAL® は水道の元栓に取り付けます。そこを通った水はウルトラファインバブル水になり、直径1マイクロメートル未満の泡が、汚れが面に付いている力を弱めます。4つの指摘に当てはめると、次のとおりです。
| 書かれること | 設備で変わること | 残る作業 |
|---|---|---|
| シャワーの水圧が弱い | 減水率は約5%で、水圧をほぼ保つ(出口の器具も替えない) | 元圧と配管の確認 |
| 水垢が残っている | 皮脂や石けんカスが混ざった汚れの落としやすさ、再付着の抑制 | 乾いて残る白い跡の拭き上げ |
| においがする | 排水管の内側に付く汚れの残り方 | 排水の清掃と、トラップの封水の確認 |
| ぬめる | 洗い場と排水の金具に出るぬめりの出方 | 日々の洗浄 |
口コミで評価されるのは、器具の名前ではありません
客室の設備欄に型番を書いても、口コミに型番は出てきません。書かれるのは、水の出方、残っていた汚れ、においといった、滞在中の体験です。
そのため設備を選ぶときも、器具の名前ではなく、4つの指摘がどう変わるかで比べるほうが、口コミの改善につながります。器具を全室で入れ替えると水圧の出方が変わり、良くなることも、弱くなることもあります。
設備欄に何と書けるか
書けるのは事実です。館内の水がウルトラファインバブル水であること、対象は客室の洗面・シャワー・浴槽と、元栓の下流にある大浴場や厨房であること、客室の器具は替えていないこと。
口コミの返信でも同じ事実を使えます。水回りについて書かれたときに、館が何をしているかを答えられます。設備を入れた時期を書いておけば、その前後の口コミを並べて読めます。
費用と工事の条件
必要な口径は、給水管の太さで決まります。宿泊施設に多い40Aは 2,500,000円、50Aは 3,500,000円(税抜)です。どちらもオープン価格で、工事費15万円程度を足すと、40Aで2,650,000円、50Aで3,650,000円です。水道メーターの周りを石材やタイルで仕上げている場合は、復元の費用が加わります。
工事は3時間から半日で、客室に入る工程はありません。断水は1〜2時間で、切った配管をつなぐ接着剤が固まるまで水を通せないためです。受水槽のある建物では、工事中も客室の水は止まりません。保証は計10年(メーカー2年+筆頭正規特約店 株式会社ライヴスの延長8年)で、窓口は当社ひとつです。
よくあるご質問
口コミの点数は上がりますか
点数は立地や接客の評価も含むため、設備だけでは決まりません。設備で変わるのは、4つの指摘のうち水が触れる面で起きている3つです。水回りに触れた口コミだけを、導入の前後で並べて見てください。
水圧が弱いと書かれています。設備で直りますか
原因の場所によります。給水の元の水圧(元圧)、配管の内側、出口の器具の3か所に分かれるので、まずどこで落ちているかを測ります。元栓に取り付ける UFB DUAL® は減水率が約5%で、水圧をほぼ保つ設備です。上げる設備ではありません。
においとぬめりは、清掃で消えないのですか
清掃で落ちます。困るのは次の清掃までにまた付くことで、設備は汚れが面に付く力を弱め、落としやすくする側に働きます。日々の洗浄と排水の清掃は続けます。
効果が出るまでにどのくらいかかりますか
浴室や洗面のように手で触れる場所は早く、配管の内側は数か月から1年ほどで変化が表れます。口コミは導入した日を記録しておき、その前後で同じ長さの期間を並べて読みます。
費用はいくらですか
40Aが 2,500,000円、50Aが 3,500,000円(税抜)、工事費は15万円程度です。口径は給水管の太さで決まるので、水道メーターの写真から確かめます。
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