ウルトラファインバブルのシャワーヘッドを全室に導入したホテル|何を狙って、何を決めたのか

ウルトラファインバブルのシャワーヘッドを全室に導入したホテル|何を狙って、何を決めたのか

この記事の結論

ウルトラファインバブルのシャワーヘッドを全客室に導入したホテルは、公表されているものだけでも、15のホテル・合計2,092室への標準導入や、別のメーカーの製品での6,300室への導入があります。

狙いは主に女性客の集客と、予約サイトで選ばれる理由づくりです。プレスリリース、創業の周年企画、客室ページの設備欄、体験できる客室といった方法で告知しています。

各館が決めているのは、どの客室に入れるか、何台入れるか、いつ入れるかの3つです。

全客室へのウルトラファインバブル導入を検討しているホテル・旅館の方へ。すでに公表されている導入例を並べて、各館が何を狙い、何を決めたのかをまとめます。

目次

全客室に導入したホテルは、いくつもあります

ウルトラファインバブルのシャワーヘッドを、一部の客室ではなく全客室に導入する例が増えています。各ホテルのプレスリリースと公式サイトで公表されているものを並べると、規模は数百室から数千室まであります。

共通しているのは、アメニティではなく客室の設備として扱っている点です。プランの特典として付けたり外したりするのではなく、標準装備として客室の設備欄に書いています。

公表されている導入 規模
ホテルチェーンの全客室へ標準装備 15のホテル・合計2,092室
別のメーカーの製品の導入 6,300室
都市型ホテルの特典・体験できる客室 一部の客室

狙いは、女性客の集客です

公表されている告知の見出しは、美容を意識した言葉で書かれていて、女性客に向けた訴求になっています。予約サイトで比べられたときに、選ばれる理由をひとつ増やす狙いです。

創業の周年企画に合わせて導入した例もあります。設備の更新を企画の中身にすると、告知する理由がはっきりし、予約サイトの説明文にも書けるようになります。

告知の方法は、4つに分かれます

告知の方法は次の4つです。全客室への導入を「全国で初めて」として告知した例もあり、規模の大きさや導入の早さは、告知の材料として使いやすいものです。

  • プレスリリースを出して、報道と転載で広げる
  • 周年や記念の企画の中身として位置づける
  • 客室ページの設備欄に書く
  • 実際に体験できる客室を用意して、そこから広げる

くわしいご案内ホテル・旅館さま

泊まる人の側でも、その設備がある宿を探しています

シャワーヘッドのメーカーには、宿泊・温浴施設への導入を紹介する専用のページがあります。その設備を試せる宿をまとめた記事も出ていて、泊まる人が設備の名前で宿を探していることが分かります。

ホテルの側から見ると、設備の名前で探されるという集客の入口がひとつ増えます。ただし同じ設備を導入する館が増えるほど、その入口で自館が選ばれる理由は弱くなっていきます。

告知の文面は、載せる場所で書き分けられています

公表されている告知を見ると、文面を載せている場所は、プレスリリースの見出し、客室ページの設備欄、宿泊プランの説明文の3つです。

見出しでは滞在の質を短く伝え、設備欄では設備の名前を正確に書き、プランの説明文では対象の客室と期間を書いています。読む人が違うため、同じ導入でも書く内容の細かさを変えています。

  • プレスリリース|何を、どの規模で、いつから入れたか
  • 客室ページの設備欄|対象の客室と、設備の名前
  • 宿泊プランの説明文|そのプランで使える範囲と期間

各館が決めているのは、対象の客室・台数・時期です

公表されている内容から分かる、各館が決めたことは3つです。対象の客室(一部か全室か)、台数(客室数ぶん)、時期(周年企画や改装に合わせるか)です。

対象を全室にすると「全客室に導入」と告知できますが、客室数が多い館ほど、そのための台数と費用は大きくなります。時期を周年企画や改装に合わせると、告知する理由を作れます。

同じ狙いは、別の形でも実現できます

館内の水をウルトラファインバブルにする方法は、客室ごとに器具を置くほかに、水道の元栓に UFB DUAL® を1台取り付ける方法があります。元栓の方法では、客室のシャワーヘッドをそのまま使いながら、洗面や浴槽、大浴場、厨房まで同じ水になります。

どちらが合うかは、客室数と、どこまでの水を変えたいかで変わります。2つの方法の費用と導入後の管理は、関連記事で比べています。

よくあるご質問

全客室に入れているホテルは、どのくらいあるのですか

公表されているものでは、15のホテル・合計2,092室への標準導入と、別のメーカーの製品での6,300室への導入があります。館ごとの一部導入や、体験できる客室という形も出ています。

客室の一部から始めることはできますか

できます。公表されている例でも、体験できる客室から始めて広げている館があります。元栓で館内の水を変える方法は、館全体が対象になるため、一部の客室から試す形にはなりません。

客室の設備欄には何と書けますか

客室の設備として書けます。ウルトラファインバブルのシャワーであることを設備の項目に載せる形で、公表されている例でも、客室ページの設備や特典の欄に載せています。

元栓に1台取り付ける方法との違いは何ですか

泡が届く範囲と、費用のかかり方が違います。客室ごとの器具は単価に客室数を掛けた金額でシャワーの水だけが変わり、元栓の方法は給水管の太さで決まる1台ぶんの金額で、館内のすべての蛇口の水が変わります。

導入の効果は数字で公表されていますか

公表されているのは、導入の事実と規模、狙いです。稼働率や客室単価への影響を数字で示したものは、公表資料の中には見当たりません。

アリージェンス合同会社 代表 沼倉孝秀

沼倉 孝秀(ぬまくら たかひで)

アリージェンス合同会社 CEO。UFB DUAL®・emiiR®(エミール)・α-HT® の正規一次販売店として、製品の選定から設置、設置後の窓口までを担当しています。

アリージェンス合同会社

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