飲食店の新店の給水|設計段階でどこに入れるか

飲食店の新店の給水|設計段階でどこに入れるか

この記事の結論

飲食店の新店の給水は、図面が固まる前の設計段階で、給水管の口径、水道メーターの位置、UFB DUAL® を付ける位置(メーターの近くで、点検のときに手が届く場所)、水を変える範囲(店舗全体か、厨房への系統だけか)の4つを決めておきます。

図面に入っていれば、内装の工事の中で配管をつなげるので、開店後に水を止めて工事をする必要がなく、開店の日から同じ水で仕込めます。本体は当社でお買い求めいただき、工事は内装や設備の工事会社さまに手配していただくこともできます。

お見積もりは無料です。お気軽にお問い合わせください。

新店の出店や開業に向けて、内装と厨房の設計を進めているオーナーさま、店舗開発のご担当者さまに向けて、給水を設計のどの段階で、誰と、何を決めておくかをまとめました。

目次

設計で水が最後に回る理由

店舗の設計は、客席の数と配置、厨房の機器と動線、看板と内装の順に決まっていきます。給水は、建物にすでにある引き込みにつなぐものとして扱われ、図面の上では最後に描き込まれます。

開業支援の情報も、厨房機器の選び方と内装の費用が中心で、給水の元栓に触れたものはほとんど見当たりません。そのため、機器がそろってから「給水の勢いが足りない」「付けたい設備の場所がない」と分かることがあります。

図面が固まる前に決めておくと変わること

決めておくことは4つです。1つ目は、使う水の量に対して給水管の口径が足りるかどうか。食洗機、製氷機、スチームコンベクション、寸胴への給水が重なる時間帯を想定して確かめます。

2つ目は、水道メーターの位置です。敷地の地面か、ビルのパイプスペースの中か。3つ目は、UFB DUAL® を付ける位置で、メーターの近くで、点検のときに手が届く場所を選びます。4つ目は範囲です。元栓に付けて店舗の水をまとめて変えるか、厨房への系統だけに付けるかを決めます。

この4つが図面に入っていれば、内装の工事の中で配管をつなげるので、開店してから水を止めて工事をする必要がなくなります。

取り付けの位置を「点検のときに手が届く場所」にしておくのは、何年か先に建物の配管を点検したり、ほかの工事をしたりするときに、UFB DUAL® の場所がすぐ分かるようにするためです。本体に交換する部品はありませんが、どこに付いているかが図面に残っていると、あとの工事の段取りが楽になります。

決めること 誰と決めるか 図面のどこに入るか
給水管の口径 設計者・建物のオーナーさま 給排水衛生設備の図
水道メーターの位置 建物のオーナーさま・管理会社さま 配置図・設備の図
UFB DUAL® の位置 設計者・内装や設備の工事会社さま 給水の系統図
変える水の範囲 オーナーさま・本部 給水の系統図

くわしいご案内1店舗から入れるか、全店に広げるか|25Aと40Aの総額と、決める順番

内装・厨房の業者との話の持ち方

新しく建てる、あるいは大きく改装するときは、まず設計者や建築会社、内装の工事会社さまに相談するのがよい進め方です。そのときに、UFB DUAL® の工事仕様書をもとに、当社から先方へ説明することもできます。

伝えることは、口径、取り付けの向き、前後に要る管の長さ、水を止める時間の段取りです。厨房機器の業者さまには、元栓から先の水がすべて変わること、機器の側には何も取り付けないことを伝えておきます。

工事は内装や設備の工事会社さまにまとめて頼み、本体だけを当社からお買い求めいただく形もとれます。開店前の工事の流れに乗せやすい方法です。

開店前と開店後で違うところ

開店前に入れれば、水が止まる1〜2時間も、メーターまわりを掘って戻す作業も、内装の工事の日程の中に収まります。営業への影響はありません。

開店後に入れる場合は、定休日か営業前の時間帯に、3時間〜半日の工事を入れることになります。店舗の前がコンクリートやタイルで仕上がっていれば、それを削って戻す作業も加わります。

開店の最初の日から同じ水で仕込めることも、開店前に入れる理由の1つです。炊飯やだしの味をその水で決められるので、あとから水が変わってレシピを見直す手間がありません。

費用をどこに載せるか

費用の載せ方は2通りです。内装や設備の工事会社さまの見積もりに本体と工事をまとめて載せる方法と、本体を当社から、工事を工事会社さまからと分けて載せる方法です。

どちらでも、本体の価格は同じです。25Aは本体600,000円(メーカー希望小売価格850,000円)、40Aは本体2,500,000円(オープン価格)で、税抜です。当社で工事まで手配する場合の工事費は、25Aで50,000〜80,000円、40Aで150,000円程度が基準です。

図面の段階でご相談いただければ、口径と取り付けの位置を確かめたうえでお見積もりをお出しします。図面は、お問い合わせのあとに担当からお送りするメールに添付してください。

よくあるご質問

開店のどのくらい前に相談すればよいですか

給水の図面が固まる前が目安です。口径と取り付けの位置が図面に入っていれば、内装の工事の中で配管をつなげます。

内装の工事会社さまに取り付けを頼めますか

頼めます。本体を当社でお買い求めいただき、工事は内装や設備の工事会社さまに手配していただく形です。工事仕様書をもとに、当社から先方へ説明することもできます。

厨房の機器の選び方は変わりますか

変わりません。UFB DUAL® は元栓に付けるので、食洗機、製氷機、炊飯器は、いまの選び方のまま選べます。減水率は約5%なので、機器の給水の条件もそのまま考えられます。

テナントビルに入る新店でも、同じ進め方でよいですか

図面の段階で決めることは同じです。ビルの場合は、建物の元栓と店舗のメーターのどちらに付けるかで、了承をいただく相手が変わるので、オーナーさまか管理会社さまへの確認を早めに入れてください。

複数の新店を続けて出す場合は、どう進めますか

店舗ごとに給水管の口径と建物の造りを確かめ、口径ごとの費用で並べます。1店舗目で図面への入れ方を決めておくと、2店舗目からはその形を下敷きにできます。

アリージェンス合同会社 代表 沼倉孝秀

沼倉 孝秀(ぬまくら たかひで)

アリージェンス合同会社 CEO。UFB DUAL®・emiiR®(エミール)・α-HT® の正規一次販売店として、製品の選定から設置、設置後の窓口までを担当しています。

アリージェンス合同会社

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