ウォーターデザインが開発したUFB DUAL®|技術の系譜と設計思想

ウォーターデザインが開発したUFB DUAL®|技術の系譜と設計思想

この記事の結論

UFB DUAL® を製造しているのは株式会社ウォーターデザインで、構造を開発したのは、三菱レイヨン・クリンスイ株式会社(家庭用浄水器「クリンスイ」)の代表取締役を務めた芝塚 全功(しばつか まさのり)氏です。

浄水器が水から塩素などを取り除く器具なのに対し、UFB DUAL® は何も取り除かず、水道の水圧だけで水に溶けている空気を細かな泡にします。設計の軸は、水圧をほとんど落とさないこと(減水率 約5%)と、動く部品や交換部品を持たないことです。

UFB DUAL® を誰が作っているのかを確かめたい方へ、製造元と設計者の経歴、そこから決まっている4つの選択を書きます。

目次

作っている会社と、設計した人

製造元は株式会社ウォーターデザインです。似た社名の株式会社ウォーターデザインジャパンとウォーターデザインワールドは正規特約店で、製造元ではありません。当社の仕入れ先は、筆頭正規特約店の株式会社ライヴスです。

設計したのは芝塚 全功氏です。三菱レイヨン株式会社(現・三菱ケミカル株式会社)に入社し、三菱レイヨン・エンジニアリング株式会社の取締役、三菱レイヨン・クリンスイ株式会社の代表取締役を務めました。家庭の水に使う器具を、作る側と売る側の両方から見てきた人です。

項目 内容
入社 三菱レイヨン株式会社(現・三菱ケミカル株式会社)
役職 三菱レイヨン・エンジニアリング株式会社 取締役
役職 三菱レイヨン・クリンスイ株式会社 代表取締役
設計 流体力学をもとに、水圧の維持と泡の生成を両立させる構造を設計
特許 特許第6182715号

出典:製造元および筆頭正規特約店の公開資料(2026-09-27 確認)

浄水器の技術から、泡の技術へ進んだ経緯

浄水器は、水から物を取り除く器具です。塩素やにおい、濁りを濾材で捕まえます。付ける場所は台所の1か所で、水の成分を変えることが仕事になります。

UFB DUAL® は取り除きません。水にもともと溶けている空気を、圧力の変化で細かくして泡にします。成分を動かさずに、泡だけを足します。

この2つは、置き換わるものではありません。飲む水をきれいにしたい場所には浄水器が要り、家じゅうの水の濡れ性と汚れの落ち方を動かすなら元栓直下になります。

選択① 水圧を数字として守る

水の通り道を絞れば泡は増え、絞らなければ水圧が残ります。この二律背反があるので、泡を実用の量まで作る方式では、水圧が10〜40%ほど下がるのが普通です。下がったぶんを節水として案内している製品もあります。

元栓型の装置では、この言い換えが通りません。台所も浴室も洗面も洗濯機も、同じ1台の先にあるからです。1か所の使用感なら我慢できても、家じゅうの使用感は毎日のことになります。

だから、水圧を落とさないほうを先に決めて、そのうえで泡の量を取りに行く形になっています。どういう構造でそれを成り立たせているかは、特許の記事に書いています。

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選択② 置き場所を元栓直下にした

器具ごとに付ける形だと、台数が増え、外れたり交換が要ったりします。元栓型1台なら、その系統の蛇口すべてが対象になります。

この置き方が成り立つのは、泡が浮かないからです。直径が1マイクロメートルを下回ると、浮き上がる速さが急に落ち、水の分子の熱運動が浮力に勝ちます。作った場所から離れても、水と一緒に運ばれていきます。

家の中の器具には手を入れません。工事は水道メーターのまわりで終わるので、住まいの側の配管や設備の仕様に踏み込まずに済みます。

選択③ 動く部品と消耗品を持たない

本体の中に、動く部品がありません。電源もつながず、薬剤も足しません。水道の水圧だけで泡ができ続けます。

この形を選ぶと、10年のあいだに出ていく定期の費用がなくなります。交換するフィルターもカートリッジもないので、交換の予定表が要りません。

保証は、メーカー2年と筆頭正規特約店 株式会社ライヴスの延長8年を合わせた計10年です。点検の契約を前提にしない設備なので、この10年は何かに気づいたときのために使われます。

持たないもの そこから消える手間
可動する部品 動く場所の摩耗と、その交換
フィルター・カートリッジ 交換の予定と、部品の手配
電源 配線と、電気代
薬剤 補充と、置き場所
点検の契約 立ち会いの予定と、定期の費用

出典:株式会社ウォーターデザインの公開資料(2026-09-27 確認)

選択④ 給水装置として認証を取りに行った

元栓直下に付けるということは、飲む水が通る配管の中に機器を入れるということです。台所の蛇口の先に置く器具とは、通さなければならない審査が違います。

UFB DUAL® は、日本水道協会(JWWA)の認証とJETマークの両方を取得しています。ウルトラファインバブルを作る機器が給水装置として認証を取ったのは、これが日本で初めてです。

審査で見られたのは、飲用に適するか、圧力に耐えるか、有害な物が溶け出さないかの3つです。置き場所を元栓直下に決めたから、この審査が必要になった、という順番です。

裏づけ 番号・内容
特許 特許第6182715号(デュアル構造ノズル)
水道機器認証 日本水道協会(JWWA)認証とJETマーク
認証試験 飲用適水・耐圧(1.75MPa)・浸出
第三者評価 水利用設備環境衛生協会 推奨品 24-055
泡の直径 中心が約150〜200ナノメートル(メーカー測定)
保証 計10年(メーカー保証2年+株式会社ライヴスの延長保証8年)

出典:株式会社ウォーターデザインの公開資料および第三者評価機関の公開情報(2026-09-27 確認)

規格づくりも、日本から始まっています

この分野の国際規格をつくる専門委員会 ISO/TC 281 は、日本の提案で設けられ、日本が幹事国を務めてきました。泡を直径で分ける ISO 20480-1 も、その流れの中にあります。

ウルトラファインバブルの機能により、水の節約や洗剤の節約などに貢献できる事例が多く、事業での活用はSDGsに寄与するとして経済産業省も推奨しており、活用事例集が出ています。設計した人の経歴と、規格づくりの経緯が、同じ国の中で重なっている分野です。

製品を選ぶときは、売り手に5つを聞いて確かめられます。泡が弾けて汚れを落とすのか、10年保証は誰が保証し何を対象にするか、工事は誰が行うか、20Aの製品の色、株式会社ライヴスの取扱店情報に社名の掲載があるか、です。

当社は、株式会社ウォーターデザインが製造した UFB DUAL® を、筆頭正規特約店の株式会社ライヴスから仕入れる正規一次販売店です。製造元と裏づけの番号を確かめたうえで、口径ごとの金額を知りたいときは、お問い合わせください。

よくあるご質問

UFB DUAL® のメーカーはどこですか

株式会社ウォーターデザインです。当社はその製品を、筆頭正規特約店の株式会社ライヴスから仕入れている正規一次販売店です。

株式会社ウォーターデザインジャパンとは、同じ会社ですか

別の会社です。ウォーターデザインジャパンとウォーターデザインワールドは正規特約店で、製造元ではありません。社名が似ているため取り違えやすいところです。

誰が設計したのですか

芝塚 全功(しばつか まさのり)氏です。三菱レイヨン株式会社に入社し、三菱レイヨン・エンジニアリング株式会社の取締役、三菱レイヨン・クリンスイ株式会社の代表取締役を務めた技術者です。

プラチナノバブルという名前で案内されました。同じ製品ですか

その名前でも、取り付けられる本体はUFB DUAL®と同じことがあります。設置される本体が同じであることもあるので、製造元の社名と、口径と型式で確かめてください。UFB DUAL® の製造元は株式会社ウォーターデザインです。

保証は何年ですか

計10年です。メーカー保証が2年、そのあとに株式会社ライヴスの延長保証8年が続きます。

アリージェンス合同会社 代表 沼倉孝秀

沼倉 孝秀(ぬまくら たかひで)

アリージェンス合同会社 CEO。UFB DUAL®・emiiR®(エミール)・α-HT® の正規一次販売店として、製品の選定から設置、設置後の窓口までを担当しています。

アリージェンス合同会社

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