DUALは、水の通り道を2つに分け、もう一度合わせる構造を指します。特許第6182715号として登録されています。
この構造が解いているのは、泡を増やすと水圧が落ちるという関係です。減水率を約5%に収めたまま、泡を作ります。
元栓に付ける設備のしくみを知りたい方に、DUAL構造が何を指しているのかと、特許が何に与えられているのかを書きます。
DUALは、分けてもう一度合わせることを指します
水は1本の管で本体に入り、内部で2つの流れに分かれ、出口の手前で合流します。この分けて合わせる形が、そのまま名前になっています。
泡ができるのは、水が通るときに圧力が変わる場所です。圧力が下がったところで、水に溶けていた空気が泡として現れます。
1本の細い場所に水のすべてを通すのではなく、分けた流れのそれぞれで圧力を変化させます。だから、通りにくい場所を1か所に集めずに済みます。
分けた流れは、それぞれ別の速さと圧力を持ちます。合流するところで、その差がもう一度圧力の変化を生みます。1か所で強く絞る方式とは、圧力の使い方が違います。
特許は、効果ではなく構造に与えられています
特許第6182715号が守っているのは、ノズルの構造です。汚れが落ちることや、お湯がやわらかく感じることに与えられたものではありません。
番号が分かれば、登録の内容は誰でも読めます。裏づけとして特許を挙げる売り手には、名称ではなく番号を聞いてください。
開発したのは芝塚 全功(しばつか まさのり)氏です。大手化学メーカーで浄水器ブランドの代表を歴任した技術者で、流体力学をもとにこの構造を設計しました。製造元は株式会社ウォーターデザインです。
解いているのは、泡と水圧のどちらかを諦める関係
水の通り道を細くすれば圧力は下がり、泡は増えます。細くするのをやめれば圧力は残り、泡は減ります。片方を取ると、もう片方が減る関係です。
この関係があるため、ウルトラファインバブルを実用に足る量で作る方式の多くは、10〜40%規模の水圧の低下を伴います。落ちた水圧を節水と言い換えている製品もあります。
実用に足る量を作る方式の中で、泡の量と水圧の維持の両方を並べられることが、この構造の位置づけです。減水率は約5%です。
構造の側から決まっていること
電源や薬剤が要らないのも、交換する部品が無いのも、この構造から来ています。
水に加えているものはありません
使っているのは、水道水にもともと溶けている空気です。外から気体を足したり、薬剤を注いだりする仕組みは入っていません。
だから、成分が増えることはありません。飲む水の配管に入れる機器として、日本水道協会の認証とJETマークの両方を取得しています。
| 構造 | そこから決まること |
|---|---|
| 水が通るときの圧力変化で泡を作る | 電源も動力も要りません |
| 密閉された配管の中だけで泡にする | 外の空気を取り込まず、水質を変えません |
| 動く部品がない | 摩耗する場所がなく、交換する部品もありません |
| 高い水圧を前提にしない | 水圧に余裕のない住まいでも泡は作られます |
出典:メーカー資料(2026-09-26 確認)
泡の大きさも、構造で決まります
生成される泡の中心粒径は約150〜200ナノメートルです。国際規格 ISO 20480-1 の分類では、1マイクロメートル未満がウルトラファインバブルにあたります。
この大きさになると、泡は浮き上がりません。小さいほど浮く速さが落ち、1マイクロメートルを下回ると水分子の熱運動が浮力に勝るためです。
浮かずに水と一緒に流れるので、元栓で作った泡が家の端の蛇口まで運ばれます。元栓に1台という置き方が成り立つのは、この性質があるからです。
比べるときは、個数ではなく直径で
泡の個数は、測り方が業界の中でそろっていません。直径には国際規格の分類があるので、比べるならこちらが土俵になります。
売り手に聞くなら、直径と、その測り方の2つです。
特許があることで、買う側に分かること
特許は、同じ構造を他の会社が自由に使えないようにするものです。名前の違う製品を見たときに、同じ構造なのかどうかを考える手がかりになります。
独自の呼び名で売られていても、取り付けられるのは同じ製品である場合があります。呼び名そのものに追加の費用を払う必要はありません。
確かめ方は、製造元の社名と特許番号です。UFB DUAL® の製造元は株式会社ウォーターデザインで、特許は第6182715号です。当社の仕入れ先は、筆頭正規特約店の株式会社ライヴスです。
よくあるご質問
DUAL構造とは何ですか
水の通り道を2つに分け、出口の手前でもう一度合わせる構造です。1本の細い場所に水のすべてを通さないため、泡の量を確保しながら水圧の低下を小さく収められます。
特許番号を教えてもらえますか
特許第6182715号です。デュアル構造ノズルとして登録されていて、番号でお調べいただけます。
水圧はどれくらい下がりますか
減水率は約5%です。高い水圧を前提にした構造ではないので、水圧に余裕のない住まいでも泡は作られます。
電源や薬剤は要りますか
どちらも要りません。水道の水圧だけで、水にもともと溶けている空気を微細化します。
泡の数はどれくらいですか
個数は測り方によって変わるため、当社は直径でお伝えしています。生成される泡の中心粒径は約150〜200ナノメートルで、国際規格の1マイクロメートル未満に収まります。
誰が開発したのですか
芝塚 全功(しばつか まさのり)氏です。大手化学メーカーで浄水器ブランドの代表を歴任した技術者で、製造元は株式会社ウォーターデザインです。
この分野の全体像はこちら
UFB DUAL®の価格と工事費を総額で|20A本体35万円+工事5〜8万円の内訳
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