UFB DUALの20Aと13A。価格差と選び方の最終確認
UFB DUALの導入を具体的に検討し始めると、見積もり金額に大きく影響する要素として「サイズ(口径)」があることに気づきます。一般家庭用には主に「20A」と「13A」の2種類があり、定価にして約18万円もの差があります。「うちはどっちを選べばいいの?」「安い方を選んでも大丈夫?」といった疑問に対し、失敗しない選び方とプロによる判定基準を解説します。
価格差18万円。2つのモデルの決定的な違い
UFB DUALには、水道管の太さに合わせたサイズ展開があります。最も一般的なのが「20A(口径20mm)」と「13A(口径13mm)」です。この2つは、性能と価格、そして推奨される設置環境が異なります。
- UFB DUAL 20A:一般戸建て・ファミリーマンションの標準定価:498,000円(税抜)
現在の新築戸建てや3人以上の世帯のマンションで主流なのがこの20Aタイプです。家中の蛇口を同時に開いても水圧が落ちにくい十分な流量(約75.5L/min)を確保できます。 - UFB DUAL 13A:単身世帯・旧築アパート向け定価:319,000円(税抜)
築年数の古い建物や、ワンルームマンション、あるいは特定の機器(洗濯機など)の手前にだけ設置する場合に使われます。流量(約31.5L/min)が20Aに比べて少ないため、シャワーとキッチンを同時に使うような一般家庭の元栓に設置すると、水圧不足を感じるリスクがあります。 - 「安いから13A」はNG価格差が大きいため「変換アダプターを使って13Aを付けたい」と考える方もいらっしゃいますが、推奨しません。20Aの太い配管に13Aの機器を無理やり付けると、そこがボトルネックとなり、家全体の水流が弱くなってしまうからです。
基本原則は「現在の水道メーターの口径に合わせる」ことです。これにより、現在の水圧環境を損なうことなく、ウルトラファインバブルの恩恵を受けることができます。
自宅の口径(サイズ)を自分で確認する方法
見積もりを依頼する前に、ご自身でサイズを確認する方法があります。非常に簡単ですので、一度チェックしてみてください。
水道メーターの蓋を見る
最も確実なのは、水道メーター本体を見ることです。
- メーターボックス(量水器)を開け、青や黒の蓋がついたメーターを探します。
- 蓋の上、または文字盤の中に「20mm」「20φ」「13mm」「13φ」といった数字が記載されています。これが口径サイズです。
結論:ここに「20」とあれば20A、「13」とあれば13Aを選びます。
検針票(水道使用量のお知らせ)を見る
手元に水道局からの検針票があれば、そこにも記載されています。
- 「口径」「メーター口径」という欄を探してください。
- ただし、地域によっては記載がない場合や、略称で書かれている場合もあります。
結論:書類ですぐに確認できる簡単な方法です。
例外:25A以上の太い配管の場合
二世帯住宅や大型の邸宅、あるいは店舗併用住宅などでは、さらに太い「25mm(25A)」のメーターがついていることがあります。
- この場合、UFB DUAL 20Aをアダプターで接続することも可能ですが、流量計算などの専門的な判断が必要です。
- アリージェンスでは25A以上の大口径案件も個別に対応可能です。
結論:20でも13でもない場合は、必ずご相談ください。
モデル別スペック比較と選び方の基準
改めて、20Aと13Aのスペックを比較します。ご自身のライフスタイルと照らし合わせて確認してください。
| 比較項目 | UFB DUAL 13A | UFB DUAL 20A |
|---|---|---|
| 本体価格(税抜) | 319,000円 | 498,000円 |
| 流量目安(0.2MPa時) | 31.5 L/min | 75.5 L/min(余裕あり) |
| 主な対象 | 単身世帯、アパート、給湯器前など | 戸建て、ファミリーマンション、二世帯 |
| 選び方 | メーターが13mmの場合のみ選択 | メーターが20mmなら迷わずこちら |
「13Aの方が安いから」という理由だけで選ぶのは、シャワーが弱くなる等の生活満足度を下げるリスクがあるため、アリージェンスではおすすめしません。インフラ設備は「現状の能力を維持または向上させる」ことが鉄則です。

