設備を買う前に、その売り手に聞いておく5つのこと

設備を買う前に、その売り手に聞いておく5つのこと
この記事の結論

聞くのは、メーカーとの関係・保証の主体と年数・工事の受け持ちと窓口・総額の内訳・買ったあとの相談先の5つです。

5つとも、電話1本かメール1通で答えが返る質問です。答えがそろわない項目が残ったら、その項目だけを契約の前に書面で埋めます。

水回りの設備を入れると決めて、どの売り手に頼むかを比べている方へ。5つの質問と、返ってきた答えの読み方を書きます。

目次

質問1|メーカーとの関係は、どうなっていますか

聞きたいのは呼び名ではなく経路です。仕入れの経路を会社の名前で教えてください、と聞きます。正規の流通に乗っているなら、メーカーから自分のところまでに何社入っているかが1文で返ります。

あわせて、製造元の社名が案内のどこかに書かれているかを見ます。設備は10年以上使うので、製造元が分かっていることは、仕様の照会や部品の手配のときにそのまま効いてきます。

質問2|保証は誰が出し、何年で、何を対象にしますか

年数だけでは比べられません。出す会社(メーカーか売り手か)、対象(本体か取り付けか)、延長に費用がかかるかどうかの3つをそろえて聞きます。

UFB DUAL® の場合は計10年です。メーカー保証2年に、当社の延長8年を足した年数で、延長に追加の費用はかかりません。対象は本体で、取り付けに起因する不具合は工事をした会社の受け持ちになります。

質問3|工事は誰がして、窓口はどこですか

設備の不具合は、本体の側と取り付けの側のどちらからも起きます。本体を売った会社と工事をした会社が別だと、まず原因の切り分けから始まり、その説明を買った側が2か所にすることになります。

当社の場合、施工そのものは外注です。そのうえで、お見積もり、工事の手配、立ち会い、引き渡し、そのあと10年間のお問い合わせまで、窓口は当社ひとつです。切り分けも当社が引き受けます。

窓口が1つかどうかは、言葉ではなく段取りで分かります。工事の日程を誰が組み、当日は誰が立ち会い、引き渡しの書面を誰が出すのか。この3つを同じ会社が答えたら、窓口は1つです。

質問4|総額の内訳はどうなっていますか

本体と工事を分けて、税抜か税込かをそろえ、月額なら年数を掛けた額で答えてもらいます。ここまでそろうと、複数の見積書が同じ土俵に乗ります。

UFB DUAL® の場合の内訳

20Aなら、税抜で40〜43万円です。本体が350,000円、工事費がマンションで5〜6万円、戸建てで6〜8万円という内訳になります。水道の水圧だけで泡をつくる構造で、電源も薬剤も消耗品も要らないので、維持費の行は立ちません。

内訳の行 確かめること
本体 口径と型式。税抜か税込か
工事費 行が立っているか。含まれない場合は誰が手配するか
仕上げの復元 タイルや石材を壊す場合の費用の扱い
維持費 消耗品・点検・電気代が要るかどうか
支払いの形 一括か月額か。月額は年数を掛けて総額に直す

出典:自社がお見積もりに立てている行(2026-09-27 時点)

質問5|買ったあと、何年、誰に相談できますか

設備は入れた日から使い始めます。だから聞くのは、10年目に電話する番号が今と同じかどうかです。連絡先が1つに決まっていれば、原因の切り分けを頼める相手も1社で済みます。

当社は、お問い合わせに24時間以内に一次回答をお出しします。窓口は10年間同じです。

聞いた答えは、担当者の名前まで控えておきます。会社の窓口が続いていても、担当が替わることはあります。前に何を聞いたかが1か所に残っていれば、10年目の話も短く済みます。

5つの答えを、1枚に並べる

聞いた順に書き留めて、空欄が残った項目だけを追いかけます。金額の比較は、そのあとで足ります。

質問 答えがそろっている形
メーカーとの関係 製造元の社名と、あいだに入る会社の名前が出てくる
保証 年数・出す会社・対象・延長の費用の4つが言える
工事 手配と立ち会いの受け持ちが決まっていて、窓口が1つ
総額 本体と工事が分かれて金額が出る。月額なら総額に直せる
買ったあと 何年、どこに連絡するかが決まっている

出典:自社がお客様からお受けする質問と、お答えしている内容(2026-09-27 時点)

答えがそろわない項目が残ったとき

そろわない理由は、たいてい2つに分かれます。その場では分からないので調べてから答える場合と、そもそも受け持っていない場合です。前者は返事を待てば埋まり、後者は誰が受け持つのかを書面で決めておく話になります。

どちらなのかは、追加で1つ聞けば分かります。それは、いつまでに分かりますか。日付が返ってくれば前者で、返ってこなければ後者です。

よくあるご質問

この5つは、どんな設備でも使えますか

工事を伴う水回りの設備なら同じです。本体と取り付けが別の会社になりやすい設備ほど、3番目の質問が効いてきます。

電話で聞いてもよいのですか

5つとも口頭で返る質問です。そのうえで、金額と保証の中身は書面で受け取っておくと、あとから読み返せます。

UFB DUAL® では、5つの答えはどうなりますか

当社は正規一次販売店で、仕入れ先は筆頭正規特約店の株式会社ライヴス、製造元は株式会社ウォーターデザインです。保証は計10年(メーカー2年+当社の延長8年、対象は本体)。工事は外注で、手配と立ち会い、窓口は当社です。20Aの総額は税抜で40〜43万円。10年間、同じ窓口でお受けします。

相見積もりを取ると失礼になりませんか

なりません。同じ5つを聞いて並べると条件がそろうので、決めるまでの時間が短くなります。当社にも同じ質問をぶつけてください。

お見積もりに費用はかかりますか

かかりません。水道メーターの周りの写真と建物の情報から、口径と概算をお出しします。

アリージェンス合同会社 代表 沼倉孝秀

沼倉 孝秀(ぬまくら たかひで)

アリージェンス合同会社 CEO。UFB DUAL®・emiiR®(エミール)・α-HT® の正規一次販売店として、製品の選定から設置、設置後の窓口までを担当しています。お客様から実際にお受けした質問を整理して、答えの形までそろえています。

アリージェンス合同会社


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