怪しいと言われる理由は、泡が見えないこと、体への効き目をうたう売り方があること、価格の幅が広いこと、売り手ごとに説明が違うことの4つに整理できます。
どれも確かめる方法があります。国際規格の分類、認証が何を認めたものか、総額。この3つを見れば、売り手の説明を検証できるかどうかが分かります。
ナノバブルの装置を調べていて、どうも怪しいと感じている方に、疑いの中身を4つに分けて、それぞれの確かめ方を書きました。他社を名指しするものではありません。
怪しいと言われる理由は4つに整理できます
検索すると、効果なし、嘘、といった言葉が並びます。中身を読むと、疑いの向きは4つに分かれます。
- 泡が見えないから
- 体への効き目をうたう売り方があるから
- 同じような装置なのに、価格の幅が広すぎるから
- 売り手によって説明が違うから
分けて見ると、確かめられるものが残る
1つ目は物理の話、2つ目と4つ目は売り方の話、3つ目は流通の話です。混ぜて考えると全部が怪しく見えますが、分けると、自分で確かめられるものと確かめようがないものがはっきりします。
確かめようがないものは、判断の材料から外してください。残ったものだけで決めるほうが、迷いが少なくなります。
見えないから(測り方の話)
国際規格 ISO 20480-1 は、水中の泡を直径で分類しています。ナノバブル(ウルトラファインバブル)は、その中でいちばん小さい分類です。
白く見えるものは別の分類です
見えないのは、小さいからです。白く濁って見えるのはマイクロバブルで、規格では別の分類になります。白いほど効いている、という説明はこの分類から外れています。
逆に、無色透明であることは正常です。見えないことと入っていないことは、別の話です。
個数より、直径を聞く
泡の個数は、測る装置と方法で桁が変わります。カタログの個数だけを並べても、同じ条件で測ったものでなければ比べられません。個数を聞くときは、測った機関と条件をあわせて聞いてください。
直径のほうが確かめやすい数字です。メーカー測定では、この装置が作る泡の中心の直径は約150〜200nmで、規格の1μm未満に収まっています。
| 分類 | 直径 | 見え方とふるまい |
|---|---|---|
| ミリバブル | 100μm以上 | 肉眼で見える。すぐ浮いて消える |
| マイクロバブル | 1〜100μm | 白く濁って見える。徐々に小さくなって消える |
| ナノバブル(ウルトラファインバブル) | 1μm未満 | 無色透明で見えない。浮き上がらず長くただよう |
出典:ISO 20480-1 の分類(2026-09-26 確認)
効能をうたう売り方があるから
肌が変わる、菌がいなくなる、体が温まる。こういう言い方を見かけたときに警戒するのは、正しい反応です。水回りの設備は、体に働きかけることを認められた製品ではありません。
この装置について言えるのは、物理の範囲までです。泡はマイナスに帯電していて、ゼータ電位の目安は−20〜−40mVです。皮脂や油のような汚れの界面に集まり、汚れの付着する力を弱めて、水流で剥がれやすくします。水は接触角が小さく、繊維や角層に入り込みやすいことが査読研究で報告されています。
ここから先、体の状態がどうなるかは、水回りの設備が答えられる範囲ではありません。売り手がそこまで言い切っているときは、何を根拠にしているのかを聞いてください。
認証が何を認めたものかを見る
この装置は、日本水道協会(JWWA)の認証とJETマークの両方を取得しています。給水装置としての認証は日本初です。ただしこれは、飲用に適するか、圧力に耐えるか、有害物質が溶け出さないかを見たものです。飲用適水テスト、耐圧テスト(1.75MPa)、浸出テストをクリアしています。
つまり、水道につないでよい設備であることの認証です。体への効き目を認めたものではありません。ここを混ぜて語られると、話が怪しくなります。
特許は構造についてのもの
特許第6182715号は、流路を分けて合流させるデュアル構造のノズルについての特許です。構造が新しいことと、体に効くことは別の話です。
第三者評価としては、水利用設備環境衛生協会の推奨品 24-055 があります。これも設備としての評価で、効き目の保証ではありません。
価格の幅が広いから
同じ装置でも、買い方で総額が変わります。ここが分かりにくさのもとになっています。
通販で手に入るのは本体だけ
通販のページにも、水道工事は指定給水装置工事事業者に依頼するようにと書かれています。本体を売った会社と、工事をした会社が別々になるということです。
当社の場合は、20Aで本体350,000円(メーカー希望小売価格498,000円)、工事費は設置環境により50,000〜80,000円で、総額400,000〜430,000円です(すべて税抜)。月額型なら、月5,500円で10年660,000円、15年990,000円という桁になります。
極端に安い・極端に高いときに見るところ
当社の価格を大きく下回るときは、旧い型か、本体のみで工事が別か、口径が違うことがあります。口径と、工事費が含まれるかを確かめてください。
極端に高いときは、流通の段数が増えているか、独自の名前を付けて売られていることがあります。中身が同じ装置でも、名前が変わると比べにくくなります。型式と製造元を聞けば確かめられます。
| 買い方 | 見えている金額 | 総額をどう出すか |
|---|---|---|
| 本体だけを通販で買う | 本体価格 | 本体+自分で手配する工事費。工事費の相場が分からないと出せない |
| 月額・サブスク | 月額 | 月額×12×使う年数。解約時と撤去の費用も足す |
| 本体と工事を1つの窓口で買う | 総額 | 見積もりの時点で確定する |
この表は、金額の見え方を整理したものです。
売り手によって説明が違うから
同じ装置なのに説明が違う。これがいちばん疑いを呼びます。よく見かける説明について、確かめるところを並べます。
測った話と、期待の話を分けて聞く
説明を聞くときは、どこまでが測った結果で、どこからが期待なのかを分けて答えてもらってください。分けて答えられる売り手は、根拠の資料を持っています。
当社も、断定できるのは物理と設備の範囲までです。効き方には家ごとの条件があり、配管の中のように時間をかけて変わるところは、すぐには見えません。
| 見かける説明 | 確かめるところ |
|---|---|
| 泡が弾けて汚れを叩き落とす/肌をマッサージする | 直径150〜200nmの泡が弾ける力は、指で感じ取れる大きさではありません。触った感じの話と、泡の力の話は別です |
| 衝撃波やOHラジカルが出て、汚れを壊す | 家庭の水道の流速では、そこまで強い圧壊は起きません。説明できるのは、汚れの界面に集まって剥がれやすくするところまでです |
| 水の分子のかたまりが小さくなる/水そのものが変わる | 規格の分類は、泡の直径についてのものです。水分子そのものが変わるという話ではありません |
| 白く濁るほど効いている | 白く見えるのはマイクロバブルです。1μm未満の泡は無色透明なので、見え方で量は判断できません |
出典:ISO 20480-1 の分類と、当社が確認したメーカー資料(2026-09-26 確認)
自分で確かめる方法
契約の前に確かめられることを並べます。どれも電話1本で答えが返る内容です。
- 口径(13A・20A・25A)と、その口径の本体価格を聞く
- 工事費を別に聞いて、総額を1つの数字にする
- 10年保証は誰が何を保証するのか、本体と工事の両方を聞く
- 工事をする窓口が、本体を売る窓口と同じか聞く
- 製造元の社名(株式会社ウォーターデザイン)が示されているか見る
- メーカー系列の取扱店情報に、その売り手の掲載を確認する
答えがそろわないところで決めない
10年使う設備です。6つのうち答えられない項目が残るなら、そこで決める理由はありません。答えを並べれば、売り手の差はそのまま見えます。
当社の答えを先に書いておきます。立場は正規一次販売店、仕入れ先は筆頭正規特約店の株式会社ライヴス、製造元は株式会社ウォーターデザインです。お見積もりから工事の手配と引き渡し、その後10年間のお問い合わせまで、ご連絡先はひとつです。
よくあるご質問
泡が見えないのに、本当に入っているのか確かめられますか
直径は測定機で測れます。メーカー測定では、中心の直径は約150〜200nmです。ご家庭で目で見て確かめる方法はありません。見えるのはマイクロバブルの白さで、これは別の分類です。
効き方が分かるまでどのくらいかかりますか
排水口や洗濯のように毎日触るところは、早く気づきます。配管の内側のように時間をかけて変わるところは、月の単位で見ることになります。
水道水の水質は変わりますか
密閉された配管の中で泡を作る構造で、外の空気を取り込みません。もともと水に溶けている空気を泡にしています。飲用適水テスト、耐圧テスト(1.75MPa)、浸出テストをクリアしています。
本当に維持費はかからないのですか
水道の水圧だけで泡を作ります。電源も薬剤も使わず、可動部と消耗品がないため、フィルターの交換もありません。
効かない場所はありますか
泡ができるのは装置を通った先だけです。元栓より手前から分かれている散水栓や、井戸水を別系統で引いている蛇口は対象になりません。装置を通らない水は変わりません。
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