この記事の結論
ウルトラファインバブルを含む水には、さまざまな効果があることが科学的に立証されています。ただ、泡は目に見えず、感覚によるところも大きいです。変化が分かるまでの時間も場所によって違うため、見る場所と待つ期間を決めずに比べると「効果なし」と感じやすくなります。
使った当日に変わったとお客様から伺っているのは、シャワーでの汚れ落ち、髪や肌の角層への水のなじみ方、ひげ剃りのあとの肌の感じ、洗濯物の汚れ落ち、洗剤のなじみ方、ドライヤーの時間、納豆ごはんのあとのお皿のぬめりの落ちやすさなどです。数か月かけて分かるのは、洗濯槽の汚れや、育てている花や作物の育ち方などです。塩素や硬度など、水の成分は変わりません。
ウルトラファインバブルは効果なし、という記事を読んで迷っている方に向けて、見えない泡で何が変わり、何が変わらないのかを、変化が分かるまでの時間の順に分けてまとめました。
効果なしと感じるのは、泡が見えないから
ウルトラファインバブルは直径1マイクロメートル未満の泡で、無色透明です。コップに汲んでも白く濁らず、水道水と見分けがつきません。白く見える大きな泡を思い浮かべていると、設置の前と後で何も変わっていないように見えます。
もう1つは、変化の出る時間のずれです。使い心地はその日から、汚れの付き方は数か月かけて変わります。1日で汚れが消えることを期待すると、効果なしと感じます。また、同じ水を使っても、変化に気づく早さは人によって違います。
泡は無色透明で、浮かず、においも色も変えない
国際規格 ISO 20480-1 は、水の中の泡を直径で3つに分けています。いちばん小さい区分の泡は、肉眼では見えず、浮き上がらずに水の中にただよい続けます。
元栓に入れる UFB DUAL® の場合、泡の中身は水道水にもともと溶けている空気です。何かを足すわけではないので、水のにおいや色、味は変わりません。
| 分類 | 直径 | 見え方 |
|---|---|---|
| ミリバブル | 100マイクロメートル以上 | 肉眼で見え、すぐ浮いて消える |
| マイクロバブル | 1〜100マイクロメートル | 白く濁って見え、少しずつ縮んで消える |
| ウルトラファインバブル | 1マイクロメートル未満 | 無色透明で見えない。水の中にただよい続ける |
出典:ISO 20480-1
当日に変わるもの(汚れ落ち、肌や髪へのなじみ方、洗剤のなじみ方)
当日に確かめられるのは、使い心地です。ウルトラファインバブルを含む水は濡れ性が高く、肌や髪、食器や繊維の表面になじみやすくなります。シャワーで汚れが落ちやすい、洗濯物の汚れ落ちが違う、洗剤がなじみやすいと感じる方が多くいます。
感じ方は人によって違うので、何も言わずにご家族に使ってもらい、あとで感想を聞くと、思い込みに左右されずに確かめられます。
数か月かけて変わるもの(洗濯槽や配管の内側の付着)
時間がかかるのは、汚れの付き方の変化です。泡の表面はマイナスの電気を帯びていて、皮脂のような汚れや水をはじく汚れに寄り付き、付く力を弱めて剥がれやすくします。剥がれた汚れは水の流れで運ばれ、同じ場所にまた付きにくくなることが期待できます。
すでに厚く付いた汚れが一度に落ちるわけではなく、毎日水が通るたびに少しずつ進みます。違いを見るなら、数か月の単位です。当社代表の自宅では、新築のときに元栓に UFB DUAL® を設置してから、食洗機の扉の内側に一切汚れが付いていません。
変わらないもの(水の成分、塩素、硬度)
ウルトラファインバブルは、水から何かを取り除く仕組みではありません。水道水に含まれる塩素、カルシウムやマグネシウムの量(硬度)、そのほかの成分は、装置を通っても同じです。
塩素のにおいを減らしたい、飲み水の成分を変えたいという目的なら、浄水器の役目です。ウルトラファインバブルの装置と浄水器は、そもそもの機能が違います。
効果が出にくい条件
装置の下流を通らない水は変わりません。井戸水の蛇口や、装置を入れていない別の水道メーターの系統は対象外です。
水が流れる量の少ない場所や、使ったあと水が流れない時間が長い場所も、変化が見えにくくなります。常に水が流れている場所では、付いた汚れが少しずつ取れていきます。いっぽう、浴室やトイレのように、使ったあと温度と湿度が高いまま水が止まっている時間が長い場所では、ピンク色のぬめりや汚れがまったく付かなくなるわけではありません。毎日の掃除で落としやすくなったかどうかで見てください。
どこまで確かめられているのか(国際規格・査読された範囲・当社が見ている範囲)
泡の大きさの定義は国際規格 ISO 20480-1 で決まっていて、この分野の規格づくりは、日本の提案でできた専門委員会 ISO/TC 281 が進めてきました。浮かない理由(ストークスの式とブラウン運動)と、合体しにくい理由(表面の電気。ゼータ電位の目安は −20〜−40mV)は、物理で説明できます。
肌の角層に水がなじみやすくなることは、査読のある研究で報告されています(早坂信哉ほか、日本健康開発雑誌 44巻、2023年)。水の中に泡があることは、ご自身でも確かめられます。透明なコップに汲んだ水に、暗い部屋でレーザーポインターの光を横から当てると、水の中の泡に当たって反射した光の通り道が線として見えます。
よくあるご質問
ウルトラファインバブルは本当に効果なしですか
いいえ。変化は出ます。ただ、変化の感じ方は、人の感覚や、使ってからの時間、場所によって違います。例えば、当日は使い心地に変化を感じる方が多く、数か月後には汚れの付き方が変わったことを感じる方が多いです。
設置した日に、目で見て分かる変化はありますか
泡は無色透明なので、水の見た目は変わりません。当日に確かめられるのは、シャワーでの汚れ落ち、洗濯物の汚れ落ち、洗剤のなじみ方といった使い心地です。泡があること自体は、コップの水にレーザーポインターの光を横から当てると、光の通り道が線として見えることで確かめられます。
どれくらい待てば変化が分かりますか
使い心地は当日から、汚れの付き方は数か月の単位です。汚れの付き方の違いが分かりやすいのは、水の流れる時間が長い場所です。浴室やトイレのように、使ったあと温度と湿度が高いまま水が止まっている時間が長い場所では、ピンク色のぬめりや汚れがまったく付かなくなるわけではありません。毎日の掃除で落としやすくなったかどうかで見てください。
塩素は抜けますか
抜けません。ウルトラファインバブルは成分を取り除く仕組みではないので、塩素や硬度は同じです。塩素を減らしたい場合は、浄水器をご導入ください。
効果が無かったと感じたら、どう考えればよいですか
設置後に効果がないと感じる理由は、3つしかありません。製品の故障、流れる水の量が少ないこと、営業がお客様に押し売りやオーバートークをした場合です。製品の故障は保証でカバーし、当社は押し売りやオーバートークはしません。流れる水の量が少ないというのは、例えば、お風呂の床にピンク色のぬめりが付かない、トイレにさぼったリングが付かないと思っていたのに付いた、といったケースです。常に水が流れていれば汚れは取れていきますが、お風呂やトイレのように、使ったあと温度と湿度が高い状態(菌やカビが増えやすい状態)で水が流れない時間がある場所で、ピンク色のぬめりや汚れがまったく出ないというのは現実的ではありません。
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